西日本豪雨災害に見舞われた2018年。
サンプラザ中野くんの意向により、パッパラー河合、6歳ドラマーとらたろうの3ピースバンドで、被災地支援ライブが行われました。
↓ダイジェスト映像はこちら↓
1週間前に急遽決定したこの話。
6日間で4曲を譜読みし、練習に励む6歳児。
サンプラザ中野くんとの共演まであと3日。2曲譜読み終わったよ。あと2曲。果たして間に合うか!? pic.twitter.com/zNeg69CCWK
— 6歳ドラマー「とらたろう」 (@dr_tora_) 2018年8月23日
早くも当日となり、昨晩は24時間テレビに出演していた両氏を空港へお迎えにあがります。
8時30分到着。
広島空港から呉市へ車で移動開始。
災害により一部通行止になっている高速道路。
移動はいつもより遥かに時間を要します。
9時20分、この地域の避難所となっている呉市天応市民センター到着。
1回目の公演は野外でのライブ。
施設のホールは避難者の居住スペースとなっているためです。
一日3本別会場のタイトスケジュール。
早速押し気味の進行でサウンドチェック開始。
中野氏がスマホで写真を撮ってくれています。
果たして演奏はうまく行くのか!?
中野氏のマイクチェックも河合氏が行い、イヤーモニターの音量などを合わせ、
各曲さわりだけを簡単にリハーサル。
中野氏は初共演となる6歳児に明るく接してくれます。
今回のプロジェクトにボランティアで加わって下さった方々。
誰一人欠けても、このスケジュールを熟すことはできません。
そして11時10分開演!
演奏曲は各ステージ4曲。
「大きな玉ねぎの下で」「涙2」
「旅人よ」「Runner」
選曲や曲順はご本人が決定されました。
中野氏の言葉や歌は、年代を問わず、心に真っ直ぐに届いているよう。
持ち味のアツい情熱と節度のあるユーモアで人々を元気づけます。
約30分のステージを無事終えることができました。
開演前や終演後も各部屋へ慰問に回ったり、写真撮影やサインに時間ギリギリまで応じられていました。
12時30分府中みどり園に到着。
被災地の老人ホームの夏祭りでのステージです。
ふと見ると、中野氏がしきりに6歳児に話しかけてくれています。
本当に優しい人です。
河合氏も入ってくださり、何となく記念撮影。
6歳児が不貞腐れているのは、1ステージ目で曲頭のカウントを上手に出せなかったから。
まだ幼稚園児ではありながらも、責任感を持って演奏に臨んでいるようです。
そんな時も「大丈夫だって!」と元気付けてくれます。
13時30分、セカンドステージ開演!
河合氏のギターの弦が切れるハプニング。
「最近目が悪くて..」
穴に新しい弦を通そうとするものの、なかなか入らない58歳と57歳。
河合氏の面白トークも炸裂し、非常に盛り上がりました。
14時45分
本日3ステージ目となる天満屋緑井店に到着。
舞台設営を始める時には既に超満員。
ゆえに、公開サウンドチェック&リハーサル開始。
「え〜テスト、テスト。これは本番ではありません(笑)」
5分ほどで音響関係を整え、10分押しの
15時40分、3rd. コンサート開演!
急遽決定したこの被災地支援ライブ。
5日前からの告知にも関わらず多くの方が駆けつけてくれました。
3度目の演奏ともなると、だいぶ掴めてきたようで、ドラミングも安定している。
曲間のトーク中に徐にカメラを取り出す年長児。
そしてパシャり!
ポーズしてくれる中野氏。
6歳ドラマーは現在、アイスホッケー選手になるか、写真屋さんになるか、ドラマーになるかで悩んでいるとのこと。
どんな将来が待ち受けているのであろうか?
この会場では募金運動ライブとしての公演。
「ぼきん おねがいします!」
お客様から寄せられた募金額は、合計151,848円でした。
ご来場下さいました皆様、本当にありがとうございました。
そして、遠方などで来られないけれど、インターネットで拡散して下さった方々、
温かいお声をお寄せ下さいました皆様に、心より御礼申し上げます。
中野氏のご意向により、9月中に同様の催しを岡山市と倉敷市で行う予定です。
今回日帰り3ステージは超絶タイトでお疲れだったと思いますので、
次回は2ステージで行きましょうか?と打診すると中野氏から返信が。
おはランナー
3ステージが良いと思います
とてもいい感じでしたから
よろしくお願いします
どこまで元気な人なのだろうか?
倉敷の皆さん、ご期待ください!
以下、今回のプロジェクトにご尽力下さいました方々です。
避難所ライブ運営・トラック提供:奈良運送株式会社 代表取締役社長 奈良至晏氏
避難所ライブ音響:テイクアップ 代表取締役社長 福島正彦氏
ドラム設営解体・機材運搬:福間修人氏
ドラム設営解体担当:「キンタっくす」さん
当日一日マネージャー:「Yukko」さん
同志の皆さまに心より感謝いたします。