アジア打楽器フェスティバルが開催され、朝一の飛行機で東京へ。
新宿近くの国立オリンピック記念青少年総合センターのホールで行われる第一回日本国際打楽器コンクールにエントリーしました。
ドラム部門の他、マリンバ、スネア、マルチパーカッション、ワールドパーカッション、打楽器合奏部門など、幅広い各分野のコンクールが4日間に渡り行われました。
ドラムコンテストっていつも思うのですがセッティングがとっても大変!
2台のドラムセットが舞台上にあり、片方で審査されている中、自分のセッティングに変更し準備するというもの。
限られた時間の中で幼児の背丈に合うセッティングにするだけでも難易度が高いのに、今回は極端にライバル視してくる中国人達大勢。
まだまだ出番は後なのに横入りして自分のツインペダルをつけちゃうお兄ちゃんもいれば、露わに嫌がらせをしてくる親子もいたり。
いずれも中国のひと。
やはり日本と中国は共存できないのであろうか?
否。
我が家は昔から親中(中国)。
理由は中華料理が好きで何度も現地を訪れているから。笑
そんな中でも自分のペースを保ち、平常心を持ちつつも、結果を出せるような大人に成長してほしいと思う。
世界の競争は厳しいのである。
ここで、助けの手を差し延べてくれたのは菅沼孝三氏。
「こっちについてるペダル(さっきの中国のお兄ちゃんが勝手につけたマイペダルが気がつけば常設されてる)は子どもには踏みにくいから、出番が回ってきたらこのネジを緩めてこのくらいの角度にしたらいいよ♪」とのこと。
弟子思いの師匠にただただ感謝。
そんなこんなで出番を終え、審査結果発表は翌日。
町田リス園で遊び、ロマンスカーに乗って会場へ。
すると会場に偶然、プロマリンビストの高口かれんおねえちゃんが!
今回の西日本豪雨災害の義援金募集の英訳を担当してくれたのです。
さて、肝心の結果は…
幼児部門の金賞第1位を頂きました。
そして同門の在間千旅おねえちゃんは児童の部で入賞。
おめでとう!
SATOKOさんに、よしよししてもらって…
表彰式で初めてトロフィーをもらいました。
それでは、おうちへかえりましょう。
羽田空港へのモノレールの中でも…
最早行きつけと言っても過言ではない空港のお寿司屋さんでも…
飛行機の中でもトロフィーを持ってご満悦。
寝るときも抱いていました。
そして翌日、嬉しさを手紙に綴っていました。
まだ6歳。
今は誰かと戦うことよりも、地道に努力して力をつけていくことが最優先。
そして余程嬉しかったようで、翌日からの練習も凄く楽しそう。
「とらちゃん、ドラム好きになってきたわ!」と今更のセリフ。
次へのやる気に繋がることが一番大切。
このような貴重な機会を頂けたことに感謝するばかりです。
主催:全日本打楽器連盟 アジア打楽器連盟
特別共催:IPEA(国際打楽器教育協会)
後援:PAS国際芸術打楽器協会 中国打撃音学会、中国民族打撃音学会、北海道打楽器協会、中部打楽器協会、名古屋打楽器協会、関西打楽器協会、西日本打楽器協会、TPAA(台湾撃楽芸術連盟)、マカオ現代楽手音楽普及協会、マリンバ北星会
協賛会社:YAMAHA、Pearl、KOROGI、PLAYWOOD、Thunderbolt Percussion