西日本豪雨災害について「ぼくにできることを」

2018年7月、とらたろうが住む広島をはじめ、西日本各地が豪雨災害に見舞われました。

こまっているひとに、とらちゃんのおかね ぜんぶあげる!

そして自分の小遣い全部を封筒に詰め始めた6歳児。

 

その様子を見て、父親の私は義援金を募ることを本人に提案しました。

 

YouTubeのこれまでの収益金全部を義援金に充てることを親子で決め、台本を一緒に考え、平仮名でカンペを作り、カメラの横に置き、一緒に撮影したのがこちらの動画です。

 

 

まだ平仮名をすらすら読めない幼稚園年長児ですが、30回ほどの撮り直しを繰り返し、一文一文カメラを止めながら編集して撮り終えました。

 

国内の義援金受け口は、大手の信用できる媒体が多く存在するので、私たち親子は特に海外からの義援金を募るべく、クラウドファウンディングを利用して、募金活動を開始しました。

リンク先:「6歳ドラマーとらたろうが、西日本豪雨の義援金を世界中から募集したい!」

 

 

その後、チャリティーコンサートを行ったり、被災地の現場に赴き清掃作業や、ボランティア活動を行ったりもしました。

広島県竹原市のチャリティーコンサートでは、41,537円が集まり、同県三原市のコンサートでは、ホールを通じて募金を集められました。

またこの酷い災害現場を多くの人に知って頂き、支援して頂くために、現場の撮影も本人の手で行いました。

 

息子本人が、最初に「助けたい!」と話したのは、
息子が通う岡山県倉敷市の倉敷ジュニアアイスホッケーチームの監督でした。

 

監督の自宅は真備町にあり、屋根まで水没しました。

 

幸いにもご家族全員無事でしたが、その話を聞き何か私たちにできることはないかお尋ねすると、

いま現在は被災地は食料等は豊富にある状況です。
大変ありがたいですが二次災害の恐れもないわけでもないので無理しないでください。
ただ、金銭的な支援がこれから必要になる可能性が高いです。
もし協力していただけるなら募金を募っていただきたく思います。
図々しいですがよろしくお願いします。

とのこと。

そして途切れ途切れの連絡は下のように続きます。

私ごとですが保険が適用されずローンが残ってる状態です。
息子や娘、私自身もホッケーを続けれない状態になりそうです。
泣き言ばかり言えないので前進したいと思います。

 

この話を子どもに分かる言葉で息子に伝えた結果が、今回の義援金募集のきっかけでした。

 

その後、本人のYouTube収益の3万円とチャリティーコンサートの義援金一部を合わせて、監督にスケート靴をお贈りしました。

 

その様子を、岡山県の山陽新聞社さん、KCT倉敷ケーブルテレビさんが、取材をして下さいました。

(KCT:  8/14(火)17時より24時まで毎時放送、その他同社ホームページ上でインターネット配信あり。山陽新聞: 8月15日以降近日掲載予定)

スケートシューズは、楽器演奏家にとって、楽器そのものであると思います。

 

監督にお聞きすると、BAUERというメーカーの現行でいうところのX800というモデルをお使いだったとのこと。

ただ、防具も合わせて洪水で全て流されてしまったそうです。

 

 

なんか、ホント甘えていいのかわからなくて…

監督は受け取りをとても躊躇っていました。

 

プロ仕様の高価なシューズですが、プロレベルで指導される監督のために、軽井沢のスケートショップ「ICE FORCE」さんが厚意により、値引きをしてくれました。

 

監督にこの強い想いをお伝えし、受け取って頂きました。

ワイルドでこども想いな、少し恐いけど優しい監督。

たまに見せる、はにかんだ微笑みを、また見ることができました。

 

息子だけの力では、これを実現させることはできませんでした。

皆さんのお力をお借りして、皆さんと共に、まずは一人の人を少しだけ助けることができたと思っています。

 

日本の青少年育成に貢献する監督やコーチのもと、生き生きとした子ども達!

みんな輝いています。

少しでも元の姿に近いところまで復興できれば…

そして今まで以上に元気な日本になることができればと願い、引き続きこの活動を継続します。

 

 

義援金募集の活動について、今後こちらに引き続き追記します。

よろしければ、またご覧ください。

9月下旬には全ての記録を完了する予定です。

 

8/14追記

KCT倉敷ケーブルテレビで、スケートシューズ進呈について放送されました。

(上の画像をクリックすると、番組の映像をご覧頂けます)

 

8/21

一連の活動が海外のインターネットニュースでも報道されています。

 

9/28

クラウドファウンディング「COUNTDOWN」の募金全額 (¥396,307) を倉敷市へお納めしました。

写真は面会のお時間を下さいました生水副市長です。

面会手続きにご尽力下さいました倉敷商工会議所の皆様に感謝いたします。

この募金活動にご協力下さいました方々の一部をご紹介いたします。

Lisa Kollakowski様 Changyou Sia様 ごんちゃん様 Tengu様 鼬様 つなかん様 齊藤和子様 キンタっくす様 たぐらんけ様 武久竜也様 田中敬様 明乃様 hisarin様 Chikage Imai様 Jonah様 ninety様 T.K様 Mickey mouse Yee Yee様

 

皆様ご協力、誠にありがとうございました。

 

10/5

広島県呉市長を通じて呉市に義援金 (¥264,711) をお納めしました。

サンプラザ中野くん・パッパラー河合さんとのライブで集まった募金や
個別にお預かりしている募金すべてをお渡ししました。

この様子が広島ホームテレビの夕方のニュースで報じられたそうです。

6歳ドラマーのお隣は、株式会社奈良運送代表取締役社長の奈良至晏氏です。

被災地応援ライブの運営にご尽力くださいました。

 

10/8

この度の募金活動や災害支援のために応援を下さいました皆様への感謝の気持ちとしてお礼の動画を作成しました。

「ありがとうの花」を歌ってくれているのは、幅広いステージ活動を行うキッズシンガー、岡山の歌っ子「すずちゃん」です。

 

 

 

 

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